メモ帳(2011年)
出合った書籍や人の言葉から、気になったセンテンスを抜書きしたメモ帳です
清家篤(慶応大学塾長):入学式式・式辞より
学問の効用の第一は、学問によって物事の真の姿を知ることが出来ると言うことです
効用の二つ目は、学問によってわれわれは何を知らないかも知ることができるということです。
大切なことは、どこまで分かっていて、どこから分からないか知ることです。
三つ目は、学問をすることによって自分の頭で考える力を養うことができるということです。
解決すべき問題を見つけ、その問題はなぜ起きているかの理由を考え、その考えが正しいかどうかを何らかの方法で確認し、結論を導くと言うことです。
問題の発見、仮説の構築、その仮説の検証、そして結論の導出ということで、これこそが学問の方法であります。
病牀六尺(正岡子規)より
(2011年1月26日)
余は今迄禅宗の所謂悟りといふ事を誤解していた。悟りということはいかなる場合も平気で死ぬる事かと思っていたのは間違ひで 、悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きている事であった。
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