ひとりごと
2004年(平成16年)


寿司屋で自然保護(2004年9月13日)

 一年ほど前になると思うが、昼食によく行く「回転寿司」店で、中年のアメリカ人と隣席になりました。彼は英語教師で、週に2〜3回この店に通う常連客とのこと。
一ヶ月ほど前から、彼は割り箸を使わず自分の箸を持参して寿司を食べるようになりました。今日、彼が隣の席に座ったのでその理由を聞いてみました。彼は「consevation」(自然保護)と言って好物の「納豆にぎり」を頬張っていました。
小さな行動かもしれませんが、自分の考えを実行していることには敬服しました。

私は年金主体の生活に入ってから、なるべく「社会的負荷」「環境負荷」にならないように心がけている積もりです。医者の世話にならないこと、不用品は極力リサイクルショップや資源ごみにまわすこと、エネルギー消費を少なくする工夫、庭仕事(剪定・芝刈り・草取り・・・)で出るゴミは極力堆肥にし、できないものは少しずつ焚き火で灰にして土に戻す・・・。
これからも、更なる工夫と実行を心がけたいと覚悟を新たにしました。


ミニ・ホームシアター(2004年7月)

 オリンピックは大画面で見たいと、ビデオプロジェクターを購入しました。大画面液晶TV、プラズマTVは価格が高いのと、デジタル放送を含め技術的な動向が不安なので購入は見合わせました。
インターネットで調べ、コストパフォーマンスの良いと思われる、「Dell 2200MP(マルチプロジェクター)+60インチスクリーン」、「サンヨー DC-PS511(DVDホームシアターシステム)」を購入しました。チューナは現有のVTRを使いました。
スクリーンとプロジェクタの設置、チューナ、DVDプレーヤー・オーディオシステムとの接続、5個のスピカーの場所確保と配線には苦労しました。
パソコンも接続してインターネットや、パソコンで作ったコンテンツを見れるようにしました。

60インチ大画面、5.1chサラウンド音響システムの臨場感には大満足で、オリンピック放送は充分楽しみました。
オリンピックが終わってからも、臨場感の魅力からかテレビを見る時間が増えましたが、放送では魅力あるテレビ番組が意外に少ないのは残念です。最近は、レンタルショップから面白そうなDVDを借りて見ることが多くなりました。

もっと大きなスクリーンにしたいと思っています。


フォアグラ丼(2004年8月31日)

 3年前のヨーロッパ旅行で一寸高価でしたが「フォアグラ(トリュフ入り)」缶詰を購入しました。
妻のアイディアで、1cm弱の厚さにカットしフライパンで火を通し、醤油で味付けたあと、ミジン切りしたアサツキをたっぷりとかけ、熱々の白飯の上に盛り付けた「フォアグラ丼」は格別美味です。
娘夫婦達にも御馳走しましたが大好評、娘婿はその味が忘れられず、同じような商品が日本で手に入らないか捜しまわったほどです。
妻の誕生日には、久しぶりに冷やしたシャンパンで乾杯し、最後に残った3スライスで「フォアグラ丼」を作り夕食としました。ヨーロッパ旅行のこと、サンディエゴに住んでいた時、休日にはサンディエゴ港の「Fishi Market」と言うレストランで、シャンパンを飲みながらブランチを楽しんだこと、楽しい思い出に感謝しつつ・・・


確定申告(2004年2月16日)

 毎年のことですが、郵送されてきた確定申告書の記入を終了しても、記入説明書の理解が的確に出来たか何となく不安でした。

確認のため国税局のホームページにアクセスし、最近話題になっている国税局の「所得税の確定申告の作成コーナー」で手順に従ってホームページ上の確定申告書へ記入しました。各項目の金額データと選択条件をインプットしたたところ、すぐに自動計算・自動記入された申告書が出来上がりました。還付金額が手記入・手計算の結果より多くなったのは幸いでした。説明書を再読した結果、控除に関して理解不足であったことがわかりました。パソコンと向き合ったのは1時間弱ですみました。
ホームページ上で作成した確定申告書をプリンタで印刷し、必要な書類を添付して保土ヶ谷税務署に持って行き受領してもらいました。

将来は、税務署のホームページ上で作った「確定申告書」を、アップロードしてそのまま受け付けられる時代が来るのか?
時期になると税務署から郵送されてきた「確定申告書」は、来年度から不要である旨、断りましたので微々たるものかも知れませんが経費節減に貢献しました。

インターネットの常時接続、ブロードバンド環境が整うにのにつれて、便利なサービスが受けられるようになって行くのは嬉しいことですが、シニア世代にとっては、いつまでついて行けるか不安です。
気をつけていますが、セキュリティーの問題も心配です。

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